検索ビジネス

googleの収益源は、実に99%が広告によるものであるというのは結構衝撃的な事実です。googleが日本の世の中に認知されだした時、検索広告は確かなビジネスモデルを勝ち得ていなかったように感じます。ブログサービスと同様、これがどんなビジネスに結びつくのか暗中模索のままその名は高まりを見せていきました。しかし、もう一方の検索の勇(この漢字でよかったでしたかね?)であるYahooは違う方法により収益を上げていました。

Yahooは当時マンパワーに頼ったディレクトリ検索に最大の重きを置いていました。それほどディレクトリ検索の影響力は絶大で、このディレクトリに入れるかどうかがサイトの成否を左右する状況です。このような状況をYahooがどう利用したかといえば、ディレクトリ登録審査に際し企業サイトの場合は審査料をもらうというものでした。審査料は数万円で、なおかつそれは登録を約束するものではなくあくまで審査の優先権を得るための対価です(後に法人サイトの審査自体に料金が課されたように記憶しています)。猫も杓子もYahooディレクトリ時代、このサービスはYahooにとって重要な収益源だったはずです。

一方でgoogleはそのような方策は取りませんでした。完全に自動化されたフェアな検索システムとのマッチングにより広告配信がなされるそのシステムは今では周知のものとなっていますが、当時はまだ誰もこのような広告の出し方など思いついてはいませんでした。関係のないターゲットに無差別に商品を売り込むバナーや、邪魔でしかないポップアップ広告など、その広告手法は強引を極めていました。そのような状況を経てgoogleは「サイトオーナーが自分のサイトに貼れる広告」を作り、地味ながらも確実に「広告枠」を拡大していきました。これを日本のYahooは持っていませんし、googleが優秀過ぎて巻き返しも難しいと思われます。

なんというか、広告ビジネス手法におけるYahooとgoogleの明暗ですね。

comments(0)    trackback(0)     posted by コンテンツ事業部 at 10/27, 2006 19:59

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