

ケータイWatchの「2006年のケータイ of the Year」にて2006年に国内で発売された携帯電話・PHSの読者投票が発表された。
01位:SoftBank「905SH」:シャープ
01位:KDDI au「W41CA」:シャープ
03位:KDDI au「W44S」:ソニー・エリクソン
04位:WILLCOM「9(nine)」:KES
05位:SoftBank「911SH」:シャープ
06位:KDDI au「G'zOne W42CA」:カシオ
07位:DoCoMo「M702iS」:モトローラ
08位:SoftBank「904SH」:シャープ
09位:KDDI au「W43H」:日立
10位:SoftBank「910SH」:シャープ
シャープがトップ10中5機種ランクインして一人勝ちしているのがすごい。携帯メーカーてこんなもんだったか。NEC、パナソニック、東芝、富士通、SANYOはどうしたのだろう。シャープは確かに2005年に端末シェアでNECを抜いて初の1位に。この時の2位はパナソニック、3位がNECだった。今年はさらにシャープが差を付けてそうだ。ということで調べてみると「2006年第3四半期国内携帯電話市場規模を発表」を発見。なんとシャープのシェアが20%越え2位のNECの倍のシェア、次いでソニー・エリクソン、パナソニックだが10%前後のダンゴ状態。液晶のシャープ携帯でも強かった。
キャリア別ではKDDI au:5機種、SoftBank:4機種、DoCoMo:1機種でDoCoMoの一人負け。DoCoMoにとってはなんでもありのSoftBankよりおとなしいVodafoneがよかったか。携帯電話の国内市場規模は「2006年第3四半期国内携帯電話市場規模を発表」では頭打傾向のようだ。パイの奪い合いになるとしたら、すでにシェアをとっているDoCoMoが、IP電話事業におけるNTTの二の舞になることもあるのではないか。今後auとSoftBankのシェアがどうなるのか面白い。
私は今月までに世の中の趨勢にさからって、MNPを利用してAUからSoftBankに引っ越した。家族で3つ携帯を利用していたので、3機種全てをタイミングを分け、「905SH」と「910SH」と「705SH」を選択。このうち2機種が先のランキングにランクインしている。しかも選択したのはすべて偶然シャープ製品だった。選択した理由は
「905SH」はテレビが付いていたから。地上波デジタルのテレビ買おうか迷っていたので。
「705SH」はiPodがついていたから。iPodを買おうとしていた。
「910SH」は高性能デジカメが付いていたから。デジカメが最近壊れた。
考えてみるとすべて携帯電話としての機能以外で選んでいた。
そして、SoftBankを選んだ理由はゴールドプランの利用で家族間の通話が無料になるから。これが一番大きい。もともと携帯電話を通話以外に利用しないので、生活圏内で利用できればよく、auはそういう意味で家族で同じキャリアを利用する意味を感じなかったのと、あくまでおまけのような端末の各種機能がものたりなかったのだ。ただ、ネット利用のバックボーンの安定性は現時点ではauのほうがよかったと思うので、SoftBankが誰にでもにあう訳ではないでだろう。
携帯でのネット利用をほとんどしない私にとって、iPodやテレビ、高性能デジカメ機能に魅力を感じた。(本当はiPodが一体と勘違いしていたのだか。)携帯がこのような方向でもますます進化したらデジカメの様な既存のカテゴリを駆逐してしまう現象も現れてくるのではないだろうか。一見頭打ち傾向に見える携帯市場ではあるが、さらなる高速通信と高機能な家電端末との融合で新しいマーケットを開拓していくじゃないかと思う。2006年はシャープやSoftBankの新しい企業の出現でいままでと違う進化をしていく分岐点だったんじゃなだろうか。
事業戦略室 石田 有史郎